米国市場概況
2023年6月6日の米株は反発。
— ぽろ (@champoro1) 2023年6月6日
材料もなく様子見気分が支配する1日に。FOMCを前に小休止か。景気敏感株やAI関連への買いは見られ、S&P500とナスダックはともに終値の最高値を更新。Rusell2000が+2.69%と強い。
VIXは2020年2月以来の13pt台に。
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6日時点で6月開催のFOMCでのFF金利据え置きは75%超となっている。
— ぽろ (@champoro1) 2023年6月6日
この日はオーストラリア準備銀行が会合で予想外の利上げを決定した。世界的なインフレ抑制の必要性が意識された。FRBが6月利上げ見送りをしても、7月や9月に利上げ再開をするという見方を強くした。 pic.twitter.com/pX8R1fhANT
- 経済指標も特段の材料もなく様子見姿勢が強かった1日
- 先週までの急激な上昇、来週のCPIやFOMCを控え小休止の雰囲気
- AI関連銘柄はすそ野を広げて買いが広がっている
- 出遅れの景気敏感株に買いが入り3指数とも反発
- セクターでは上昇率1位が金融で+1.33%
- S&P500とナスダックは終値の年初来高値を更新
- VIX指数は低下し13.96pt 2020年2月14日以来の14pt割れ
- CMEのFedWatchツールでは6日時点で6月開催のFOMC会合で、FF金利の誘導目標水準が5.00-5.25%(据え置き)となる確率は75%超、7月に少なくとも0.25%ポイントの利上げを実施するという確率は65%
- オーストラリア準備銀行が会合で予想外の利上げを決定し、世界的なインフレ抑制が継続する雰囲気を高めた
相場へのコメント
材料がなく様子見姿勢の1日となった。
来週はCPIやFOMCと激しい動きが想定されるので休憩といった週だろう。
これまで市場をけん引してきたアップルやマイクロソフトは小幅安だが、その分ほかの出遅れや中小銘柄に買いが波及しているような印象。
幕間つなぎの買いかもしれないがこの日の中小型株指数のラッセル2000は+2.69%の上昇となっている。
5日時点にはなるがアップルなどハイテク7社でSP500の時価総額28%を占める。
少数の優良銘柄の上昇を除くとSP500の年間の上昇幅も大幅に削られる(2%とか)というデータも多い。
小数銘柄の過熱感が取れて買いが分散するのは良い傾向だろう。
しかし今週は投資判断が傾かなさそうなので、短期トレードが難しいですね。
株は来週の様子見、為替も様子見で昨日はオーストラリア準備銀行の利上げで動きが悩ましくなっているし、ゴールドは様子見だし、原油はOPEC+語も結局先高く展開するイメージが湧かない。
ビットコインについてはSECがコインベース・グローバルを提訴とかでBTCも大荒れ。
正直またか、という思いでまともな暗号資産交換業者ってあるのだろうか。。。
業界として仲介機関のモラルやコンプラ執行力が低すぎることは大きな課題となっているように感じます。