ぽろの投資日記【相場コメント】

相場の概況や思ったことを日々更新します。相場概況、個別銘柄やニュースへの意見はあくまで個人の意見であり、投資を推奨するものではありません。投資判断は各自で責任を持ってお願いします。 記事に記載のURLには商品の紹介や仲介料が発生するものが含まれる場合があります。(Amazonアソシエイトリンク等)

2023年6月5日【日本市場】日経平均は大幅に3日続伸で32,000円を突破 マザーズが大幅上昇で2.6%高

寄り前

 

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前場

 

 

 

 

後場

 

 

大引け

 

 

 

  • 5日の日経平均は大幅に3日続伸し、693円高の32,217円で引けた
  • 先週末の米国株大幅続伸を受けてリスクオン
  • 1990年7月以来の3万2,000円を回復
  • 幅広い銘柄に買いが入り、東証プライム市場は上昇1625銘柄、下落164銘柄
  • 前場のうちに節目の32000円を上回り、後場は売り手不在の中で上げ幅を拡大し700円近い上昇で高値引け
  • TOPIX前場で2200ポイントを上回り、高値引け
  • マザーズ指数が本日は一番強く上昇を続け2.6%高

 

 

コメント

 

日本市場は本日も堅調。

日経は先週の米株高にさらに買いが入ったようで700円近い上昇。

今日はマザーズも堅調となり、日本株全体が盛り上がってきた感がある。

日経とマザーズ上昇が両立しないような相場が続いてきたが、いよいよ節目が変わったのかもしれない。

本能的に日経に売りを出してしまい担がれている個人投資家も未だ多いような気もする。

 

今週末がMSQとなり、そこが需給の転換日になるとの懸念は多い。

上げの勢いが凄まじいので機関投資家のリバランスなども強烈なものになるのは間違いなさそう。

もっとも5月の連休明けの上昇でもそういうコメント(SQで需給転換になる)は多くて、結果的に外れて今日まで強烈に上げが続いてきた事実もある。

 

当たり前だがいつかは相場の潮目が変わるのだろう。

日本のことなどほぼ知らない投資家が株価上昇しているので買っている、という指摘もある。

そういう買いは引くときも早いというのは真実だろう。

 

 

 

一方で今の上昇相場(アベノミクスなどの明確な材料はなし)が、過去の歴史的な日本株買いのように9か月連続買い越など初動かもしれない。

 

相場の先読みは難しいというか、到底当てられるものではない。

勝てば官軍だが、その勝者もいつかはかならず間違えるのが相場。

日々丁寧に見ていくしかない。

 

昨日の下記エントリーでも書いたが、まだ日本株を長期で買おうとは思わない。

米国の積み立ては継続し、日経は短期取引をして様子を見ていきたい。

 

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本日の米国市場見通し

 

先週は「債務上限問題の解決」「6月FOMCの見送り観測」「雇用統計の良いとこ取り」と相場を強く押し上げる買い材料が多かった。

それに比べると経済指標もなくFRBブラックアウト期間となる今週は材料不足となりそうだ。

翌週が中央銀行ウィークなので様子見姿勢も強まるように思う。

VIX指数は14.60ポイントと15を割れて2020年2月以来の低水準となっている、これ以上の楽観は難しいとも感じる。

 

今晩の注目の経済指標は23時のISM非製造業景況指数。

前回を上回る結果が予想されているが、前週の大幅続伸にさらに買いが出てくるか投資家のセンチメント次第だろう。

 

 

先週末でドルがユーロ、ポンドなどに対してまた強くなっている。

今晩のISM非製造業景況指数にも反応するだろうが、ドル円で前週高値の140円90銭付近は日本政府の為替介入が意識されるだろう。

日本の財務省金融庁・日銀の動きが観測されれば円安けん制の動きがドル、ひいてはユーロやポンドに影響を与えるかもしれない。