ぽろの投資日記【相場概況やコメント】

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2023年5月29日【日本市場】本日の米国市場は祝日で休場 公明党と総理の長男問題で岸田政権の解散総選挙期待が弱まる

寄り前

 

champoro.hatenablog.com

 

 

kabutan.jp

 

 

 

前場

 

 

 

 

 

 

後場

 

 

 

 

大引け

 

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  • 大幅に3日続伸し317円高の31,233円で年初来高値を更新
  • 寄り付き直後は上げ幅を600円超に広げる場面も
  • 後場になり本日の米国祝日を反映してか買いの勢いが弱まった
  • プライム市場の売買代金は活況で3.5兆円
  • アジア全体で見るとリスクオンの雰囲気とはなっていない

 

 

コメント

SBG(傘下のSBがデータセンター構築でエヌビディアと協業)やエクサウィザーズを見るとAIや半導体というテーマの個別株反応が強いと思われるが、先週上げた半導体銘柄などには利益確定の動きもみられた。

商社株は目標株価引き上げを受けて軒並み上場来高値を更新。

半導体が強いうちに他セクターにも資金循環があれば、日経TOPIXも底堅くなりそうだ。

 

週末の調査で岸田内閣の支持率が低下した(首相の息子の忘年会などを問題視と言われる)。

また東京都の選挙において公明党が自民候補者に推薦を出さない決定がされた。

その2点で解散総選挙の実現が遠のいたとされることは、日本市場の上昇期待はくらくとなったようだ。

どちらもサミット前に報道されていても良かったように思うが、狙いすましてクリティカルヒットが入った感じだ。

昨年は統一教会国葬という問題で悩まされた岸田総理だが、ことしは身内(肉親&連立の公明党)から内部攻撃に悩まされている。

総理の身内ネタは菅前総理の息子、安倍元総理の配偶者と日本のマスメディア伝統の総理叩き芸。

今回は息子が秘書官でもあるし、やってることがバイトテロ級で一番深刻なのではないか。

 

先週までの日本株の株高要因の1つに暗雲が立ち込めている状況。海外から見ると国内の細かい材料で些末な話にも思えるかもしれない。実際に休場明けの海外投資家の行動が気になる。

 

と書いていたら、岸田首相の長男氏は6月1日付で辞職のニュースが流れてきた。

日経先物は特に反応せず。

 

本日の米国市場見通し

本日はメモリアルデーに伴い休場となる。

 

今週は経済指標が多く発表され、その結果を受けた反応が警戒される。

 

週末27日に債務上限を巡り与野党が基本合意に達した。

31日に議会で採決の予定だが、共和党強硬派などがもうひと暴れすると市場にショックが訪れるかもしれない。

 

債務上限問題が無事に解決した場合でも、引き続きFRBの利上げ姿勢の警戒は残る。

6月のFOMCについてはマーケットは徐々に利上げを織り込み始めており、究極的にはFOMC1日目のCPIまで気にされると思うが、今週の雇用統計や経済指標ごとの織り込みを見ていくことになる。