ぽろの投資日記【相場概況とコメント】

相場の概況を日々更新します。相場概況、個別銘柄やニュースへの意見はあくまで個人の意見で推奨ではありません。投資判断は各自で責任を持ってお願いします。

2023年6月9日【米国市場】米国は翌週材料を前に様子見ムード FOMCでは利上げ見送りもメッセージはタカ派想定

米国市場概況

 

 

 

 

  • 米株は3指数が続伸
  • 来週のCPIとFOMCを控え様子見姿勢が強かったが前日までの投資家心理やテクニカルの改善で堅調さを維持した。VIXも13pt台を維持
  • 週間ではダウが0.34%高と2週続伸、S&P500が0.39%高と4週続伸、ナスダック
    は0.14%高と小幅ながら7週続伸
  • ナスダックの7週続伸は2019年11月以来の長期連騰

 

  • 翌週のFOMCでは金利据え置きが予想されている
  • しかしその場合でもけん制の意味からFRBからのコメントや金利見通しはインフレ警戒を強く示唆するものになるとの見方
  • フェドウォッチでは6月の据え置き確率が72%、7月の0.25%利上げ確率が50%
  • 翌週のECB理事会では0.25%の利上げ、日銀会合では金利据え置きが想定されている

 

  • 米国の主な経済指標の発表はなかった
  • カナダの5月雇用者数は前月比で9か月ぶりの減少を示した。予想23,200人増に対して17,300人の減少となった。失業率は5.2%と前月より0.2%上昇した。こちらも9か月ぶりに悪化

 

  • 原油市場ではこの日の中国経済統計が需要減速を示していると売り材料になった
  • 中国国家統計局が9日発表した5月の消費者物価指数(CPI)は前年同月比0.2%上昇(市場予想0.3%上昇) 5月の卸売物価指数(PPI)は前年同月比4.6%下落、マイナス幅は4月(3.6%)から拡大した。

 

 

相場へのコメント

 

この日の米国市場は翌週の大きな材料を前に様子見姿勢。

開店休業とまでは言わないまでも、経済指標もなく材料に乏しい相場だった。

週末で大きな利食い売りも出なかったことは、ポジティブな雰囲気が続いたといえるだろう。

 

翌週のFOMCでは金利引き上げの「スキップ」が見込まれているが、FRBがコメントや金利見通しではタカ派になるのではないかとの見解が複数見られた。

そうなると結局は7月のFOMCで利上げ見通しが強まることになるという。

直前を見送るにしても強烈な牽制をするなら、来週に上げてしまっても良い気がするが、経済が壊れることも恐れているのだろうか?

市場がこれをどうとらえるかは興味深い。

 

雇用統計が強い結果だったことを受けて、株式市場が完全に強気に傾いている。

雇用統計の直前に「利上げ見送り」を示唆したFRB高官はどんな思いだろうか。

その気持ちがFOMCのパウエル議長コメントや金利見通しに表れてくるだろう。

 

カナダの雇用者減は今週利上げしたのとチグハグな印象を受ける。

発表前の指標とはいえタイミング的に中央銀行はこの数字を把握している気もするのだが。

 

原油の売り材料になった中国CPIとPPIを見ると、やはり中国経済への不安感が高まってくる。

今月のPPIが悪かったので来月のCPIも悪いだろう。

日米最大の貿易相手が出てくる材料で判断すると奮わないというのは不安もあるが、日米株価はその程度では止まらない状況。

 

来週の材料待ちとはなるが、モヤモヤを抱えつつも上げていく相場展開になる雰囲気が出ているように思う。

2023年6月9日【日本市場】日経は3日ぶり大幅反発し週間で740円高で9週続伸 米国はVIXがコロナ後最低水準でSP500が強気相場入り 来週のFOMC反応で大きな動きが出るか

寄り前

 

champoro.hatenablog.com

 

 

 

 

前場

今日は株価指数先物・オプション6月物の特別清算指数(SQ)の算出日

 

SQ値はQUICK試算で32018.38円だった

 

 

 

後場

 

 

大引け

 

 

 

  • 日経平均は3日ぶりの大幅反発となり終値は623円高の32,265円
  • 東証プライム市場は上昇1,522銘柄、下落267銘柄数
  • 出来高は15億2,746万株、売買代金は4.36兆円

 

  • 前日の米国上昇を受け寄り付きから高く始まった
  • ドル円円高となったが株には悪影響がなく、取引時間に円安に振れたことは逆にプラスになった模様
  • MSQを波乱なく通過し上昇も前場は上値の重い場面も
  • 後場に上げ幅拡大し、火曜までの強い地合いに戻した
  • 5大商社がそろって上場来高値を更新した

 

  • 昨日と一昨日の2日間で860円ほど下げはしたが、本日の大幅高で週間では740円高となり9週連続の上昇
  • 本日の主役は大型株でマザーズなどの新興銘柄は昨日の自律反発程度

 

 

 

コメント

日経平均は昨日までに下落で調整が十分と見られたか、火曜日までに強い雰囲気が戻ってきた。

前日の米国が新規失業保険申請件数の増加により、利上げ停止に傾き金利が低下。

株に有利な状況で引き続き日本株に買いが入ると見られた模様。

前日までの下落でたまったショートも上げの養分になっていそうだ。

 

日経は9週連続上昇となり、来週の材料豊富な中銀ウィークの中でも10週続伸となるかに注目。

米国株高が起これば6日に付けたバブル崩壊後の高値(32,506円)を上回って、一段上のステージに行けるかもしれない。

 

本日は日銀の植田総裁がETFについて「持ち続ける選択肢もある」などと発言。

今週はアルゴが処分売りを想起させた発言に反応したことから、そのカバーをしたのだろう。

植田総裁は学者でもあり現状について白黒はっきり見えていると思うのだが、早めに政策修正はしないようだ。

慎重派というか修正しないで現状をなるべく長く続けたいように見える。

 

今週は32,700円台で打たれた感覚が強かったが、今日の動きでまた分からなくなってきた。

日経平均は何度も「33年ぶり」を更新していくが、いまだ道のりは遠いにせよ本当に見たいのは「34年ぶり」の記録だろう。

日銀の緩和継続無しでは実現不可能にも思えるのだが、植田総裁の政策点検期間1年ほどの間にたどり着けるだろうか?

 

 

本日の米国市場見通し

 

本日は経済指標など目立った材料がない。

来週がCPIとFOMCを控えているので売買を手控えることになりそう。

今週は利上げ停止の判断をしたオーストラリアとカナダ中銀の利上げ再開が話題となった。

昨日の新規失業保険申請の増加により一転「利上げ停止」に傾いているが、利上げ見通しが日替わりなのでFOMCまで不安定さは続くか。

 

VIX指数は13.65ポイントとコロナ後の最低水準を更新しセンチメントの改善が著しい。

S&P500は昨年の安値からの20%上昇し、「強気相場」に突入。

来週のFOMCにポジティブ反応を示すなら、大きな上昇になる材料がそろっているように思える。

2023年6月8日【米国市場】新規失業保険申請件数が2021年10月以来の高水準 今週の過度な利上げ懸念が落ち着き3指数上昇 VIXは13.65とコロナ後最低を更新

米国市場概況

 

 

 

 

  • 主要3指数が上昇
  • 朝方の先週分の新規失業保険申請件数は26万1000件と市場予想(23万5000件)を上回った。2021年10月以来の高水準。米国債利回りが低下しハイテク株に買いが入った
  • S&P500は4293.93で終えた。22年10月に付けた安値(3577.03)からの上昇率は20%に達し強気相場入り

 

  • 来週のCPIとFOMC待ちの展開は変わらず、どのような数字が出るかを確認した雰囲気となっている
  • 今週のオーストラリアやカナダ中銀の予想外の相次ぐ利上げが市場心理を悪化させていたが、労働市場の軟化を受けて過度な警戒感が和らいだ
  • アナリストが投資判断を引き上げたアマゾンドットコムが上昇しハイテク銘柄をけん引した
  • 国際通貨基金IMF)は世界各国の中央銀行に対し、インフレ抑制の姿勢を維持するよう求めた
  • VIX指数は13.65に低下し新型コロナウイルスパンデミック後の最低水準を更新
  • CMEグループのフェドウオッチによると、来週の6月FOMCの据え置き確率は73%、7月の利上げ確率は50%

 

  • 原油市場は反落。イランの経済制裁が緩和され石油輸出再開の可能性が報じら売りを誘った
  • 長期金利が低下したことを受けて金が買われた

 

 

相場へのコメント

米国市場はついに弱含みが見られ始めた雇用指標を株高のサインと受け止めたようだ。

昨日は6月の利上げスキップを訝しむ弱気な姿勢で、一部には「6月も7月も利上げかも」というコメントもあった。

しかし一夜にして「もう利上げは必要がない」というコメントが見られたりしている。

 

しかし決定打は来週のCPIとFOMCでの声明になるだろう。

FRBが利上げ停止を言明するとは思えず、利上げについて前のめりに楽観的な解釈するのは危険だろう。

 

経済指標は軟調で雇用も陰りが見え始めた。

それが利上げ停止につながると、株価は堅調だ。

SP500が強気相場入りとなった。

このまま懸念の崖を乗り越えて株が上昇するか、景気の悪化懸念が勝ってしまうのか。

来週は上下どちらにも大きく動く可能性があり、今夜の米国は様子見の展開となりそうだ。

2023年6月8日【日本市場】日経平均は続落も31,500円以下は買いが入る 明日はMSQ 今晩の米国は様子見姿勢か 金利に注目

寄り前

 

 

前場

対外及び対内証券売買契約などの状況(週間)によると、海外投資家は5月28日-6月3日に国内株を10週連続で買い越した。買越額は6109億円だった。

 

 

 

 

 

 

後場

 

 

 

大引け

 

  • 日経平均は続落 終値は272円安の31,641円
  • 東証プライム市場の上昇は504、下落は1,270 売買代金は3.71兆円
  • 前場は一進一退も後場に売りに傾き一時500円近い下落 31,500円割れでは買いが入って切り返した 前日と同様に明日のMSQを絡んだ動きか
  • マザーズ指数は本日の地合い悪化と前日の米金利上昇が響いたか2%超の下落
  • 先週末の終値は31524円で週間ではまだプラスを維持している。明日のMSQ寄り付きが注目される

 

コメント

日経平均は本日も調整の1日。

前日と本日の下げがMSQ絡みで、明日の寄り付きのMSQ通貨の動きが注目される。

しかし来週は中央銀行ウィークということを考えると、明日は週末ということもあり派手な動きは封印されるか?

 

海外主導の日経平均の買いが来週以降も続くか、それもと需給が変わってしまうのか見極めたい局面。

今日は31,500円割れでは買いが入った。

冷静に押し目買いを狙っている投資家も多いと思われる。

長期勢も短期勢も入り乱れ、出入りが激しい相場だろう。

 

世界的に中央銀行がインフレ退治に再度乗り出した感があり、金利の上昇がハイテクを抑えるかもしれない。

日経平均半導体新興市場マザーズ市場の動きが大きくなる可能性には注意が必要そうだ。

 

本日の米国市場見通し

 

経済指標

・21:30 先週分新規失業保険申請件数
・23:00 4月卸売在庫改定値

 

前日は金利上昇でハイテク株が下落した、景気敏感株には買いが入った。

前週の米株上昇は6gつFOMCの利上げスキップが大きな要因だったが、昨日の金利上昇で据え置き確率が低下し利上げ確率が上昇している。

金利動向を気にしているので21:30の新規失業保険申請件数の結果に対する市場の反応が注目される。

S&P500は心理的節目の4300ポイントが超えられない。

本日も楽観モードにはなりそうもないが、来週にブレイクアウトの期待を残せるか。

 

米国金利上昇でドルは強含みそうだが、日経の下落に為替介入がチラつくドル円の動きにも注目。

一気に円高が進むと日経平均の上昇機運が弱まってしまうだろう。

 

 

 

 

2023年6月7日【米国市場】割高ハイテクからバリューへの資金移動が始まった? 小型株は引き続き堅調はトレンドか幕間つなぎか 6月FRB以外の中銀利上げの流れ

米国市場概況

 

 

 

 

 

  • 米国は高安まちまち ダウ上昇もナスダックとSP500が下落
  • ITハイテクが弱く景気敏感株に資金シフトのような状況に
  • セクターではエネルギーが2%超の上昇 不動産、公益、資本財、素材が1%超の上昇 IT、コミュニケーションは1%超の下落
  • 前日の豪準備銀行(RBA)に続き、カナダ銀行(BOC)も予想に反して政策金利を引き上げ 3回号ぶりの利上げ 今月はECBも利上げ継続と見られ米国が6月利上げ見送りでも世界的利上げの流れから7月に利上げを見込む声が多い
  • Russel2000は+1.78%と続伸し今月に入り堅調な展開が続く 今月に入ってからの上昇率は7.9%
  • 週間の石油在庫統計では、原油在庫が市場予想に反して減少 4日にサウジアラビアが7月に独自減産すると表明したこともあり原油価格が上昇
  • VIXは13pt台を維持し米国投資家は強気が伺える 上昇に乗れていない投資家のFOMO(取り残される恐怖)心理も相場を支えている模様
  • S&P500種は6日、昨年10月に付けた直近安値からの上昇率が19.8%と「強気相場」入りの目安となる20%に迫ったが7日は前日比0.4%安と反落 終値4267ptで終えたが、今後昨年8月の直近高値(4305pt)を上抜けるかが焦点

 

 

相場へのコメント

この日は材料を欠いた1日で来週の中央銀行ウィークを様子見姿勢の中、これまで堅調だったハイテクからバリューへの資金シフトのような流れが起こった。

前日のオーストラリアに続きカナダ中銀が予想外の利上げ。

来週のECBは利上げすることが予想されているから、金融緩和を行っている日銀を除いた主要中銀で6月に利上げ見送りは米国だけとなりそうだ。

もっともブラックアウト期間開けで各国中央銀行の姿勢やCPIのデータを見て利上に傾く可能性もまだあると思う。

そこを見込んでの昨日のハイテク下げだったのかもしれない。

ハイテクの一部銘柄がけん引する指数上昇はずっと懸念されてきたので、景気敏感株やラッセル2000といった銘柄に買いのすそ野が広がることは、株式市場の底堅さをつくれる。

その傾向は悪くないと思うが、今週の材料不足での幕間つなぎの小型株買いという印象もある。

やはり方向性は来週のCPIやFOMCを見ないとはっきりと分からないだろう。

個人的には7月に利上げチラつかせてまた1か月FOMCの動向で一喜一憂するよりは、今回予防的利上げをしてほしいと思っている。

 

 

 

2023年6月7日【日本市場】日経平均は5日ぶり大幅反落 SQ週の水曜日が相場を揺らす 米国は悪化した中国貿易統計と為替動向がポイントか

寄り前

 

 

 

前場

 

 

 

 

後場

 

 

 

 

 

 

 

大引け

 

 

 

 

 

  • 日経平均は5日ぶり大幅反落593円安の31,913円
  • 東証プライム市場の上昇銘柄数は504、下落銘柄数は1,268と下落が優勢 売買大金は4.65兆円
  • 3桁上昇スタート後に200円超の上げ幅を見せるも前場に急落 その後反発も再度売り直され前場を終えた
  • 後場の寄り付きは買いが優勢も再度売りが出てきて上げ幅を消失 14時前に急落する場面がありその後下げ幅を取り戻すも売り直された
  • SQ(特別清算指数)算出の週の水曜日の波乱というアノマリーも気にされて値幅が大きくなったか
  • ここまで堅調だった.半導体や商社に利益確定売りが入った
  • 衆院財務金融委員会での植田日銀総裁の発言が伝わる中で値動きが不安定化するなど材料に過度に反応している神経質な展開となった

 

 

コメント

日経平均は600円近い下落で終えた。

4日続伸の上げ幅1600円超の調整と見ると下げ幅も驚きはないが、日中値動きが不気味だった。

「鋭い角度での急落→短時間でその下げを戻す→その後ゆっくり売られる展開」が前場後場に1回ずつあった。

材料と連動しないで上げてきた相場だけに下げもよく分からないまま起きても不思議ではない。

 

それにしてもSQ週の水曜日は荒れるの法則を痛感した1日だった。

明確な根拠はないなどと言われるが通念としての売りに浮かんだ人も多かっただろう。急激な動きはアルゴだと思うのだが、世界で有数の鉄火場となっていて値動きがえげつない。

SBIの証券アプリも安定のバグが発生した。

 

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本日の米国市場見通し

経済指標

・21:30 米・4月貿易収支

・23:00 カナダ中銀が政策金利発表

・04:00 米・4月消費者信用残高

 

前日の米国株はS&P500とナスダック総合がともに終値の年初来高値を更新している。

本日の日本時間に発表された中国の5月の輸出額が7.5%減と予想を上回る悪化はネガティブだと思われる。

最近の中国の指標は日経やTOPIXに反応が薄く、米国に大きく影響が出る印象。

今週は材料に乏しく値動きが期待されていないので、新規の悪材料は下げ寄与が大きいかもしれない。

といっても21時30分の米4月貿易統計の反応次第だろう。

 

23時のカナダ中銀の政策金利は据え置きが予定されている。

普段であればそれほど気にしない指標なのだが、前日のオーストラリアが予想外の利上げで為替市場を揺らしただけに、カナダも予想外利上げすると世界の利上げ観測が高まり波乱を起こしそうだ。

ウクライナのダム決壊などで地政学リスクが高まる恐れがある。

アジア時間には日経平均の大幅下落がドル円に影響を与えている。

為替市場に警戒が必要になりそうだ。

 

6月FOMCでは利上げのスキップが見込まれている。

しかし7月は利上げが織り込まれており、9月も51%で利上げ確率が織り込まれている。

年末まで見てみると利下げが織り込まれており、無駄に上げて無駄に下げる意味不明な先行き見通しになっている。

最終的には来週のCPIが大きく影響を与えると思う。

ここら辺は日替わりで内容がいかようにでも変わるのだろうし、今週に先行きで右往左往しない方がよさそうだ。

 

 

私の保有する株主優待【2023年5月】

 

2023年5月に保有している優待銘柄を紹介

 

個人投資家に人気の株主優待

今回は私が2023年5月に保有している優待銘柄を紹介していきたい。

 

 


私は全然優待投資に熱心ではなくて、優待権利だけを取得するためのつなぎ売りなども行わない。

 

もともと投資家というよりはトレーダー的な投資スタイルで、現物より信用取引をしている。

長期の時間軸だと個別株ではなく指数(SP500)を積み立てている。

そして何より米株>日本株なので優待がそもそも無かったりする。

 

なのでここで紹介する優待株は過去にNISAで日本の個別株を買っていた時代のものや、決算下落時に拾ったもの、使わなくなっている証券口座に眠っているものなど後ろ向きな理由のものも多い。

優待利回りがお得とか、そういう選択理由で選んだものは少ない。

 

 

しかし私は小売り企業とか消費者として見える範囲の店舗観察は好きで、そういう消費者向け店舗は優待をやっていることも多い。

 

下記記事にも書いたが小売企業の個別投資は個人投資家に相性がいいということを書いている。

 

 

champoro.hatenablog.com

 

小売株を長期に応援もしくは観察するとなると保有は現物株となるだろうし、そうすると優待がもらえることになるだろう。

 

今回紹介する銘柄には人気銘柄も含まれるが、優待全体の中で特にお得という訳ではないと思う。

株主優待を受け取るには現物株でキャッシュが必要となり、投資余力が削られてしまう。

安い時に購入できれば優待がお得に感じられるが、株価が低いというときは業績が下降気味や危ういときが多い。

銘柄選定は各自で慎重に行っていただきたい。

 

 

 

ビックカメラ(3048)

www.biccamera.co.jp

 

ビックカメラ株主優待

 

ビックカメラで使える商品券がもらえる。

私は家電などはネットで買ってしまうので、生活用品などを買っている。

最近は生鮮食品こそないがドラックストアのような品ぞろえも増えており、末永くもらっていきたい。

 

今年から本格化したインバウンドで再度爆買いなどがあれば株価上昇も狙えるかもしれない。

しかしwithコロナ期間のテレワーク需要が一巡などしたことから、家電業界全体がピーク過ぎた感もある。

 

 

 

Hamee(3134)

 

hamee.co.jp

 

Hamee株主優待

 

私はiPhoneケースをHameeのiFaceで揃えているので活用している方だと思う。

しかし正直言って優待がそこまで欲しいかというとそうでもない。

ケースはiPhone買った時しか変更しないし、ネクストエンジンも使っていない。

家族で何かしら使ったり人のプレゼント用に使ったりしている。

 

 

 

 

TOKAI HD(3167)

www.tokaiholdings.co.jp

 

TOKAI株主優待

 

3年以上持っているけど、ずっと含み損だと思う。

半年に1回水のペットボトルをもらって非常用の備蓄にしている。

水以外の優待と同封される割引券は使ったことがない。

 

事業内容は堅実で地味なのに、去年に社長の破廉恥な事件があったのは笑わせてもらった。

 

bunshun.jp

 

 

 

 

 

シュッピン(3179)

www.syuppin.co.jp

 

シュッピン株主優待

 

タイトルに「保有する株主優待」とか書いておいて、今年初めてもらう。

3月優待なのでまだ届いていない。

時計もカメラも興味ないのだが、なにか使い道があるだろうか?

 

コロナの時にインバウンドが消失したものの、時計が高価に取引されるバブルが追い風になった。

しかし今年に入りバブル価格が冷めてしまい、厳しい株価となっている。

コロナの時期からコツコツ強くしたECが今後さらに伸長すること、そしてインバウンドで再度業績底上げが起きるのでは?と期待している。

 

Chatwork(3922)

 

corp.chatwork.com

 

申し込み期間
7月15日〜8月31日
1月15日〜2月末日

 

Chatwork株主優待

 

この優待はなぜか証券会社の株主優待欄とかには載っていないのが謎。

申請期間があるからだろうか?

 

優待申請時期に案内してくれないので、申請し忘れて利用していない。

今年こそは申請する予定。

 

なお、株価は購入価格から+300%ぐらいになっているが、打診買いと100株しかない鑑賞用の株になっている。

 

サイバーエージェント(4751)

www.cyberagent.co.jp

 

サイバーエージェント株主優待

 

これは今年から株主優待が新設されたので、いまだ利用したことがない。

一昨年はウマ娘、昨年はサッカーのワールドカップでABEMAが話題となった。

 

ABEMAを見るかと言えば見ないのだが、ブレイキングダウンのチケット買うときにプレミアムで割引を受けようかな。

 

日本の中でも芯がある人材を引き付ける良い会社だと思っている。

優秀な人材が多いが会社愛が強くて、転職スカウトに応じてくれないことも多いという記事を見たことがる。

子会社を作って社長になるなどマネジメント系の出口があることが、社内昇進以外のキャリアとしての魅力ではないか。

ウマ娘、ワールドカップのような刺激ある材料が数年ごとに起こせる余地があると思っている。

 

ノジマ(7419)

www.nojima.co.jp

 

ノジマ 株主優待

 

今年初めてもらった優待。

優待が100株とか200株で違いあるあたり個人投資家を意識しているのだろう。

こういう配慮は個人投資家は好むと思う。

 

 

 

 

ノジマはコピー用紙買ったりしているんで絶対に使い切る自信がある。

年に1回ぐらい何かしら家電は買うと思うので、その時の足しにしようと思っている。

 

メーカー販売員を店頭に立たせていないという対応もあり、家電業界では一番好きな企業でもある。

実際に店員対応は一番良いと感じている。

オリックス(8591)

www.orix.co.jp

 

オリックス株主優待

 

これは個人に人気の優待銘柄だが、24年3月に廃止が決まっている。

 

 

 

 

 

全国支店長の選ぶカタログ優待はこれまで受け取ったカタログ優待では一番好きな優待だった。

気合入った内容を選んでいてオリックスの支店長流石だなと高評価だった。

ここでしか引き換えないサンショウウオとか引き換えたくて仕方ないが、今年と来年どうするかな。

 

優待分の資金は配当に向けられるようなので、優待無くなっても長期保有予定。

 

AB&Company(9251)

 

優待の公式ページ情報はないみたい。

優待実施が毎年確定していないからなのかな?

 

昨年の新設優待で美容室のFCチェーンの開発商品のシャンプーやヘアオイルなど美容品になる。

22年と23年ぐらいは出せる余力はある見込み、と当時の会社側資料に書いてあった気がする。

シャンプーとコンディショナーを家で利用している。

 

 

 

 

KDDI(9433)

www.kddi.com

 

KDDI株主優待

 

ここは個人投資家に人気の優待銘柄。

NISAで保有していたのだがロールオーバーしなかったので今年から特定口座で保有になった。

つまり5年以上持っているので今年から5,000円カタログになるはず。

オリックスに比べるとカタログ内容はいまひとつ。

優待廃止して配当を充実してもらっても良いと考えている。

 

 

 

 

 

 

 

ベネフィット・ワン(2412)

corp.benefit-one.co.jp

 

ベネフィット・ワン株主優待

 

 

数年ぶりに入手して6月1日から利用申請できるのだが、まだ申請していない。

前回も結局活用しなかった記憶がある。

物価上昇時代に割引あるなら上手く使いたい。

 

現物株の3月権利獲得からの含み損がやばい。

 

 

いちご(2337)

 

www.ichigo-jleague.jp

 

いちご株主優待

 

 

 

 

優待として意識するのが一番多い銘柄で、毎月2回の申請時期を楽しみにしている。

 

2022年は1回しか当たらなかった(J2の試合)

2023年は半分程度経過だが既に2回当たっている(J1とJ2)

 

この優待の思い出としては2020年4月くらいの試合が当たっていたのに、コロナ騒動でJリーグのチケット当選も行けなかったこと。

コロナも収まり、今シーズンあと1回ぐらいは当てたいところ。

 

 

まとめ

 

こうして書いてみると保有していても前向きじゃないことばかり書いていますね。

しかし優待案内がくるとやはり嬉しくなります。

 

優待の話なのに企業をヨイショしている記述があるところは例外なく好きな企業です。

冷めたトーンなのに保有しているところは含み益が多くて放置しているから。。。

 

今後も変動あれば別記事で更新していきます。

あと増やすとしたらヒューリック、アドバンスクリエイトUSEN-NEXTぐらいかな~。